パソコン教室・DXハイスクール

中学校・高等学校のICT教育に向けた製品のご提案

中学校・高等学校ではデジタルリテラシーの高い人材を育てるために、ICTを活用した革新的な教育に力を入れる学校が増え始めています。
そのような教育には3Dプリンターなどのデジタル機器との連携や、複数アプリケーションでのデータ処理などが含まれており、高い処理能力を持ったパソコンを備えた「パソコン教室」が不可欠です。

DXハイスクールとは

文部科学省では大学でのデジタル・理数分野への学びを深めるため、高等学校でのデジタルリテラシーの高い人勢育成に力を入れており、情報・数学などの授業を充実化やICTを活用した文理横断的な探究的な学びを実践する学校に対して環境整備の補助金を支援しています。

※1,000万円/校(1,000校程度)、応募締め切り

高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)(外部サイト)

「パソコン教室」はなぜ必要?

3Dプリンターを使った作品作りや、VR・動画の編集作業、CADなど専門的なソフトを使った探究的な学習を取り入れる学校が増え始めています。

これらの作業には大量のデータの送受信や複数のアプリケーションの同時使用が要求されるので、高い情報処理能力を持つパソコンが必要です。しかし、GIGAスクール構想で配布された一人一台の端末ではこれらのことができません。

そこで、「パソコン教室」が必要になります。

GIGA スクール構想に基づく1人1台端末環境下でのコンピュータ教室の在り方について(外部サイト)

プレゼンテーションをする学生

研究・発表

カメラを持ちパソコンに向かう人

動画・写真編集

モニターに向かいながらキーボードを弾いている人

音楽制作・活動

パソコンを触っている生徒のイラスト

STEAM教育とは

STEAM教育を図解した絵

文部科学省では、文系・理系問わず、ICTを活用した新しい学びを取り入れた「STEAM教育」を推進しています。

STEAM教育は、「Science」「Technology」「Engineering」「Art」「Mathematics」の頭文字をとった略称です。

文部科学省では、前述に加え、芸術、文化、生活、経済、法律、政治、倫理等を含めた各教科等での学習を、実社会での問題発見・解決に生かしていくための横断的な学習を文系・理系といった枠にとらわれず推進しています。

STEAM教育等の各教科等横断的な学習の推進(外部サイト)

パソコン教室活用のためのご提案

マウスコンピューターではデスクトップパソコン・ノートパソコンだけでなくディスプレイなど周辺機器の導入もサポートしております。
まずはお気軽にお問い合わせください。

「パソコン教室」でのマウスコンピューター導入実例・製品紹介

先進的なICT教育に取り組む茗渓学園 STEAM Lab導入で学びの質をさらにアップ(2022年導入)

DAIV デスクトップPC

iiyama 28型ディスプレイ

3Dプリンター

Adobe Creative Cloud
小中高校サイトライセンス

DAIV デスクトップPC iiyama 28型ディスプレイ 3Dプリンター Adobe Creative Cloud 小中高校サイトライセンス

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物理実験室や化学実験室、生徒会室、科学部・無線工学班などで、生徒たちがそれぞれの目的に応じて自由に利用できるようにしている。

パソコンに向かう学生

高性能PC導入で学びのDXを進める竜ヶ崎第一高等学校・附属中学校がSTEAM教育推進(2022年導入)

MousePro BPシリーズ

iiyama 28型ディスプレイ

3Dプリンター

Adobe Creative Cloud
小中高校サイトライセンス

MousePro デスクトップPC iiyama 28型ディスプレイ 3Dプリンター Adobe Creative Cloud 小中高校サイトライセンス

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高性能PCや3DプリンターをPC教室に設置。理数領域で科学技術計算や流体シミュレーションなどを行っているほか、STEAM教育を推進し、Minecraftで複雑な建築物を作成したり、3D CADで制作した図面を3Dプリンターから出力して造形したりしている。

パソコンに向かう学生

高性能PCを導入してICT Lab.を整備 STEAM教育を推し進める樟蔭中学校・高等学校(2022年導入)

G-Tune デスクトップPC

3Dプリンター

DAIV デスクトップPC 3Dプリンター

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情報教室を改装して高性能なPCや3Dプリンターを備えた「ICT Lab.」を新設。3Dモデリングなどのデジタル造形やプログラミングを行い、放課後にはデジタルものづくりやロボットプログラミングに興味がある中1から高3までの生徒が集まる。

パソコンに向かう学生

※本ページでご紹介する機種は、導入事例で実際に導入した製品とは型番・スペックが異なる場合がございます。

次世代パソコン教室で実現するICTを活用した新しい学びについて、大阪教育大学と共同研究

マウスコンピューターでは中学校・高等学校でのパソコンやデジタル機器を備えた「次世代パソコン教室」で実現する新しい学びついて、大阪教育大学と共に調査・研究を行っています。

大阪教育大学との共同研究では動画編集やVR教材の作成、3Dプリンターの利用など、これからの学びで想定される取り組みに必要なパソコンの仕様についても調査・検証を進めています。

共同研究 PC性能による作業時間

(調査の一部を抜粋して記載)

負担の大きな動画編集では、高性能PCで30秒未満だった処理が、GIGA端末では30分以上かかった。
VR映像編集では、高性能パソコンで4分半で終わった処理は、GIGA端末では動作しなかった。

製品

計測スペック

動画編集 ※1
(タイトル追加)

VR映像編集 ※2
(トリミング)

ハイスペックPC

Windows 11 Pro
インテル® Core™ i7-13700F プロセッサー
32GB メモリ
NVIDIA® GeForce RTX 4070 (GDDR6X 12GB)

27秒

Fast!

4分25秒

Fast!

ロースぺックPC

Windows 11 Pro
インテル® Core™ i3-12100
8GB メモリ
インテル® UHD グラフィックス 730

1分33秒

Fast!

42分58秒

GIGAスクール構想
学習者用コンピュータ
最低スペック準拠端末

Windows 11 Home
インテル® Celeron® N4000
4GB メモリ
インテル® グラフィックス 600

30分1秒

測定中止 ※3

×

※1 動画(8分50秒、3840×2160、30Mbps)にAdobe Premiere Proでタイトル追加
※2 VR動画(9分25秒、7680×2880、74Mbps)をAdobe Premiere Proでトリミング
※3 プレビューができず、トリミング指定できないため測定を中止

共同研究報告 PDFダウンロード

教育を共創する取り組みとしてプロジェクトに期待

これからの学びに必要な探究学習やSTEAM教育では、ICTの広範囲な活用が必要です。今後は、VRやメタバースを用いた協働学習、国際交流なども広がっていくでしよう。

こうした学びを実現するには、GIGA端末たけでは不十分で、高性能なパソコンや3Dプリンター、VRゴーグルなどを備えた「次世代パソコン教室」が求められます。このような環境は、教員の教材開発にも役立ちます。

ICTの広範囲な活用には、先進的な技術やノウハウを持つ企業との連携が欠かせません。大阪教育大学は、教員養成フラッグシップ大学として、ICT活用やSTEAM教育を推進できる教員の養成を目指しています。そこで、産官学連携の活動拠点となる「みらい教育共創館」を2024年春に天王寺キャンバスに設け、教育現場と企業と大学を結びつける人材(教育版URA)の育成も進めています。

社会(企業)や教育現場と連携して教育を共創する取り組みとして、今回のプロジェクトにも期待しています。

大阪教育大学 副理事・副学長 片桐昌直氏

大阪教育大学
副理事・副学長
片桐昌直氏

高等学校 導入事例

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